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当院では、下記の期間にインフルエンザ予防接種を行います。

実施期間 令和7年10月1日~ 令和8年1月31日
     (当院ではワクチン入荷の都合で10月2日から開始致します。)

接種費用

  • 3,000円(税込)
    (13歳以上の方は1回、13歳未満の方は2回)

  • 接種日に満65歳以上の堺市民の方
    1,500円(税込)

  • 接種日に満60~65歳未満の堺市民のうち心臓・腎臓・呼吸器の機能・ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害を有しその障害が身体障碍者手帳1級程度の方
    1,500円(税込)

予約について 予約は不要です。当日直接ご来院ください。

この度、当院のホームページに 「よくある質問(FAQ)」ページ を新設しました。
患者さまから多く寄せられるご質問について、分かりやすくまとめております。

掲載内容

  • 健康診断について
  • ワクチン接種について
  • 院内設備・アクセスについて
  • 診察・受診について
  • その他のご質問

診療や受診に関する疑問がございましたら、ぜひご活用ください。

当院では8月から新しい電子カルテを導入しそれに伴い院内のシステムも若干の変更をしております

診察券は磁気カードになり受付や自動精算機に使用できます

スマホを診察券として使用でき自宅から診察の順番取りができます

これ以外にも新しい機能に私自身が驚かされることがあります

問診はユビーのAI問診を採用しているのですが、この問診票をスマホから記入いただくと電子カルテには

可能性のある病気一覧が表示されそれに関する診療ガイドラインや新しい情報が表示されます

実際に私が下した診断名を記入することでAIは学習しさらに進化します

電子カルテでは検査結果から短期間で再検査が必要である警告が表示されますし、薬同士の相互作用の警告も画面に現れます

処方を記入しようとすると候補薬の一覧が表示されるのですが

「どうして私が処方したい薬が分かるの?」

と聞きたくなるような一覧が現れその中からクリックするだけで容量用法まで自動入力されます

さらに「帯状疱疹ワクチンを推奨される方です」といった予防医学の警告も出ますから驚きです

先日トヨタ自動車のハイブリッドシステムの解説書を読みました

以前からエンジンとモーターをどうやって組み合わせ変速するのかに興味があったのですが実際に読んでその発想に驚きました

基本理念はシンプルなのですが実用化するシステムはまさに革命的でノーベル賞級の発明でした

世界中がEVシフトなどど言っていますが、他のメーカーがトヨタについていけないのでEVに逃げただけなのでは?と思わせるくらいの、ある種天才的な発想でした。

技術の進歩は常に人を幸せにすると信じています

新しい技術を開発した人には本当に敬意を感じます

 

4月からはCOVID19に対する政策が変わります。

発熱外来を実施していない全ての医療機関で、ほかの患者から隔離することなく対応することが可能となります。

現実に医療機関によってはほかの患者さんと同じ待合室で発熱患者さんにお待ちいただくというケースも見られるようになるかもしれません。

しかしながら、当院では従来通りに発熱の方は予め電話でお申し込み頂き、ほかの患者さんとは別のお部屋でお待ちいただくというシステムを継続したいと思います。

通院治療をされている方の中には重症の呼吸器疾患・心疾患をお持ちの方や免疫能が低下し一旦感染すれば重症化が予測される方も多くおられます。

そういった方を感染から守るためには必須の方法だと考えます。

また、政策により新型コロナに対するワクチンの公費摂取は3月末で終了いたします。

インフルエンザウィルスと同様に頻繁に流行株の変異が起こり新しい免疫を獲得するために半年または一年毎のワクチン接種が必要となるかも知れません。

恐らく今秋には追加接種に関する情報が発表されると思いますが、どの程度の公費補助があるのかは未定です。

分かり次第このHPでお知らせいたします。

 

最近成人のRSウィルス感染を啓蒙するテレビCMが流れていますね。

RSウィルス感染というと小児疾患の印象がありますが、成人にも感染します。

体力のある大人でしたら単なる感冒といった印象しかないのですが60歳以上の方が感染した場合には肺炎など合併する頻度が高くなり時として致死的経過をたどるケースも見られるようです。

最近RSウィルスに対するワクチンが発売されました。

対象は60歳以上の成人ですが、重症化を予防する効果があるとのことです。

一度接種するとしばらく効果は持続し毎年接種する必要はないそうです。

ただし、インフルエンザや肺炎球菌ワクチンなどのような自治体からの補助はなく全額実費で25,000~30,000円程度の費用がかかります。

高額なワクチンですので常に在庫している医療機関は少ないと思います。

ご希望の方はお問い合わせください。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230828/k10014177051000.html

 

本日堺市から令和5年秋開始接種ワクチンの追加供給の知らせが届きました。

追加枠を設定しましたので、トップページからLINEでご予約下さい。

スマートフォンなどご利用になれない方は接種券をご持参のうえクリニック受付でお申し出ください。

電話予約は承っておりませんのでご了承ください。

 

新型コロナウィルスが5類に変更後最大の流行を迎えています。

全例報告ではないので正確な数字は不明ですがどうやら過去最大の流行になりそうな勢いです。

インフルエンザウィルスが毎年変異を遂げ毎年ワクチンを接種しなければならないのと同様、新型コロナウィルスも常に新しい変異株が出現します。

デルタ株が大流行したのはご記憶の通りですが、現在流行の主流はオミクロン株です。

そしてオミクロン株も多くの変異した亜型が存在しそのうち特に感染力が強いなど注意するべき株は図の通りです。

問題は自分がその株にどの程度抵抗力があるのかということですが、新たに流行している株は多くの変異があり旧来のワクチン接種では予防できないことが多くみられます。

現在話題のEG.5(通称エリス)やBA.2.86(通称ピロラ)は現在われわれが持っている免疫力では感染を防げなさそうで大流行の可能性が指摘されています。

追加ワクチン接種はぜひ受けて下さい。

 

 

 

新型コロナ肺炎が流行してから本当に多くの申請書を公的機関に提出しています。

クリニックで発熱患者さんを診察するのに申請が必要ですし、コロナの検査をするのに申請が必要です。

さらにワクチン接種やスタッフの慰労金に補助金の申請など数えきれないほどの申請書を記入提出しました。

その最後には大抵「反社会的勢力でないことの宣誓」をする書類があり、オンライン申請の場合には「はい」「いいえ」からどちらかを選ばなければなりません。

例えば

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」

という文章に

「はい」

と答えることになります。

ところで、私は2年ほど前から英会話を習っているのですが、英語と日本語では”YES”と”NO”が全く逆になることがあります。

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」は英語で ”I am not a member of antisocial forces” ですが

答えは

「はい、違います」で英語で ”No, I am not”

となります。

つまり日本語で「はい」、英語で “NO” です。

先日、大阪府感染症対策課から電話があり

「先生は反社会的勢力ですか?」

と聞かれました。

初めは何のことを仰っているのか分からなかったのですが、要するに

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」

という宣誓文に私は

「いいえ」

と答えていたそうです。

私の中途半端な英語力が日本語の邪魔をして大きな誤りを犯してしまったという訳です。

電話で

「私は決してその様な反社会的勢力と関わりもなく、極めて善良な市民で運転免許もゴールドです」

とお答えしたところ、電話の向こうで笑いながら

「了解しました、こちらで訂正しておきますね」

と仰って頂きほっとしました。

 

 

コロナウィルス感染者が急増しておりデルタ株がその原因と言われています。

デルタ株については「水痘(水ぼうそう)並みの感染力」と表現したCDC(米国疾病予防管理センター)の内部資料が公開されたことから一部では水痘と同じように空気感染するようになったと言う風評があるようです。

デルタ株は昨年末にインドで初めて発見されて今年の7月にアメリカのマサチューセッツ州で470名のクラスターを発生ししかもその多くがワクチン接種者であったことから一気に話題になりました。

まだ十分なデータがない状況では多くの誤った情報が流布し不安をあおります。

現在までにデルタ株で分かっていることは

・従来の株が一人の患者から2.5名に感染させていたのに対し、デルタ株は3.5~4.0名の人に感染させており感染力が強い(もっと多いという報告もあります)

・デルタ株の増殖速度が速くヒトの鼻腔粘膜に感染してから従来株の1.5倍の速度で増殖する

・ワクチン接種者での感染が報告されたものの現在の感染者の多くはワクチン未接種者であり、ワクチン接種者では感染・重症化ともに低率である

ということです。

空気感染するという根拠はないようです。

鼻腔粘膜でのウィルス量が多く感染力が強いので

・ワクチン未接種者はできるだけ早くワクチンを受ける

・ワクチン接種した人もマスクを着用する

事が推奨されます。

このパンデミック下では多くのことが初体験です。

発熱患者さんの受診を制限するなどということは想像すらしたことがありませんでしたし、国民全員に出来るだけ早くワクチンを接種するなどということも初めての経験です。

ワクチンを開発する会社、ワクチンを購入し自治体に供給する政府、ワクチンを分配・配送する自治体にそれを接種する医療機関。

皆が初めての作業を知恵を絞りながらすすめている状況では、予想と違って上手くいかないことの連続だと思います。

クリニックでこれだけ多くの方に予約をおとりした経験も初めてですし、こんなに多くの方の接種を急ピッチで進めていることも初めてです。

ワクチン供給が滞り、せっかく予約頂いた方に予定通り接種できるのか不安になったときは予約いただいた方々から相当厳しいお叱りを受けるものと覚悟しておりました。

しかしながら実際には多くの方々から、医療機関の苦労をお察しいただき暖かい励ましのお言葉を頂戴する日々です。

この危機的な状況にありながら他人に配慮される方々からは大切なことを教えて頂いたと思います。

上手くいかない時にこそ周囲の方の苦労を思いやる余裕の大切さを学びました。

当院では例年ひと冬(10月21日~1月31日)で約500名の方にインフルエンザワクチンを接種していますが、現在は一カ月に約650名のペースで新型コロナワクチン接種を実施しております。

ご不便をおかけすることも多いと思いますが、寛容なお心でお付き合いをお願い致します。