コロナウィルスの検出にはPCRという遺伝子増幅技術が用いられます。

これは2本鎖DNAが熱を加えると1本ずつに離れ、DNAポリメラーゼという酵素を利用すると1本のDNAを2本に増やせるということを利用して極めて少量のウィルスを何万倍にも増幅し検出しやすくする技術で、ウィルス性肝炎や肺結核などの診断に以前から応用されていました。

流行中のコロナウィルス検出にPCR検査という言葉がよくつかわれますが、実は遺伝子増幅技術はPCRだけではありません。

下記にお示しします厚生労働省の証明書をご覧いただけるとお判りいただけるのですが、日本の厚生労働省で正式に認可されているのはPCR(正確にはRT-PCR)検査以外にLAMP法・TMA法・TRC法・Smart Amp法・NEAR法・次世代シーケンス法などがあります。

精度的にはどれも大差なくウィルスを検出できます。

しかし、正式な陰性証明書としてPCR検査しか認めない国や団体もあります。

当院では院内に

・リアルタイムRT-PCR法

・NEAR法

の二台の検査機器を設置して活用しております。

PCR法は2時間ほど時間を要するのに比べてNEAR法は約15分で結果が判明します。

検体はPCR法が唾液で、NEAR法は鼻腔粘膜を用います。

発熱などの症状のため受診されました方には、結果判明までの時間が短いNEAR法を実施しております。

もちろんPCR法も可能ですので証明書などの都合でPCR法を希望される方は予めお申し出ください。

無症状の方で、職場などに提出用の陰性証明書をご希望の方もどちらの方法でも可能です。この場合料金は実費で診断書料金を含め¥15,000です。