エントリー - 神元章雄

高血圧の話 69 高血圧と慢性腎臓病

慢性腎臓病とは ・糸球体濾過率60以下 ・持続する蛋白尿 のいずれかに該当する場合を指します 実は慢性腎臓病という病名は比較的新しく私が研修医の頃はこういう呼び方はしませんでした 腎硬化症、IgA腎症、膜性腎症、巣状糸球 […]

雑談 65 トイレのお化け

お陰様で新しいクリニックにも少しずつ慣れて気分一新頑張っています 実はクリニックの二階には細やかな院長室があります 私が事務を執ったり休憩をするためのスペースです 先日、母校の奈良県立医大の後輩の先生たちが新築のお祝いを […]

高血圧の話 68 高血圧と飲酒

飲酒後に血圧を測定すると拡張期・収縮期ともに低下したという経験をお持ちの方は多いと思います 単回飲酒は数時間の間血圧を硬化させますが、長期間常用するとむしろ上昇します 高血圧の方は男性でエタノールで20~30ml(日本酒 […]

雑談 64 クリニック移転

8月7日~13日の長期休診をさせて頂き無事、新クリニックに移転することができました まだネット環境など一部不完全なところはありますが日常診療は新しい環境で無事再開させて頂いております 念願のCTも順調に稼働しており、ワー […]

心不全の話 30 血圧コントロールと心不全

連日の猛暑の影響で血圧が低下傾向の方も多いと思います 収縮期血圧が90mmHgを下回ると低血圧ですからさすがにそこまで低下すると降圧剤の減量または中止が必要です ところで、高血圧が心不全のリスクであることはよく知られた事 […]

心不全の話 29 心不全と気管支喘息

自律神経には交感神経と副交感神経があり、それぞれ逆の作用を持っているということはご存じだと思います 交感神経は血圧を上昇させ脈拍を増やし気管支を拡張し腸管運動は低下させます 一方、副交感神経はその逆で血圧を低下させ脈拍を […]

雑談 63 マルチスライスCT

新クリニックも外観はほとんど完成し現在は内装工事が急ピッチで進んでいます それと並行して引っ越しの準備でスタッフも皆さん頑張ってくれています 新クリニックでは建物が新しくなるだけではなく医療の内容もさらに進化したいと考え […]

高血圧の話 67 過降圧

夏場は冬に比べて血圧が下がりやすく、過降圧のためふらつきやめまい・倦怠感を自覚する方も多いと思います 過降圧に関して、「どれだけ血圧を下げ過ぎるとどんな副作用があるのか」という前向き臨床研究はありません ですので他の目的 […]

心不全の話 28 運動耐容能

心不全の方がどの程度の運動まで耐えられるかを運動耐容能と呼びます 一般に心不全は ・呼吸困難感などの自覚症状 ・心音や呼吸音あるいは浮腫・頸動脈怒張などの身体所見 ・胸部X線所見 ・心臓超音波での左室駆出分画など で評価 […]

雑談 62 新クリニック

新クリニックの建設工事で随分ご迷惑をおかけしております ご理解とご協力を頂き本当に有難うございます 新クリニック建設工事は8月初めに完了の予定で、8月7日と8月8日の両日で引越しをして8月9日~8月13日までは手直しなど […]