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本日堺市から、2月のワクチン供給は全てモデルナとする旨の連絡がありました。
ご理解をお願い致します。

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昨日お伝えしました当院職員の新型コロナウィルス感染の経過につき報告いたします。

本人はその後発熱しているものの軽症で隔離中です。

ほかの職員につきましては全員に2回以上のPCR検査を実施しすべて陰性を確認しており、もちろん有症状者もおりません。

感染が判明しました職員のご家族から複数の感染者が発見され、家族内感染と考えられました。

結論としまして院内感染は否定的です。

患者様、関係者の方々には心配とご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。

大阪府でも新型コロナウィルス感染は驚異的な勢いで増加しており本当に身近な脅威になってしまいました。

感染防御には最大限の配慮が必要と思います。

十分お気をつけください。

 

本日1月18日午前7:30頃に当院職員一名が新型コロナウィルス感染であることが判明しました。

熱もなく軽度咽頭痛のみで幸い軽症なのですが、堺市保健所に連絡し今後の指示を仰ぎました。

当院の感染対策を考慮すればクリニックに濃厚接触者はおらず、診療は通常通り継続して構わないとの指示を頂いております。

また職員全員コロナウィルス遺伝子検査実施し陽性者はおりませんでした。

以上を鑑みクリニックの診療は明日からも継続させて頂きます。

但し、受診は控えたいとご希望の場合はお電話を頂けましたら医師と電話での問診後処方箋をご希望の薬局にFAX致しますので来院せずにお薬を受け取ることが可能です。

クリニックの清算は来月以降の次回受診時で結構です。

ご迷惑をおかけして申し訳ありません。

今後も職員一同健康管理に配慮し皆様のお役に立てるよう尽力致します。

何卒ご理解をお願い致します。

 

当院に設置しております新型コロナウィルスを検出するリアルタイムRT-PCRは島津製作所製 Auto Amp と言い、一度に4検体が測定できますが結果判明に130分程度かかります。

主に唾液を用いて(鼻咽頭粘膜も可能)検査しますが、唾液の性情に影響を与える口腔内の状況により上手く検査ができなかったり偽陰性になったりするそうです。

特に唾液採取直前にカテキンを多く含む緑茶を接種するとカテキンの殺菌作用により偽陰性になるそうです。

ですのでPCRをご希望の方は来院前には緑茶の接種をお控え頂くのが望ましいと思います。

ところで、世界の中で日本だけが新型コロナウィルス流行が沈静化しています。

理由は多くの仮説があるものの証明された根拠のある説はなく、研究者の間でもミステリーと言われているようです。

もしかしたら日本人が多く摂取する緑茶の効果もあるのでしょうか?

そう言えば新型コロナウィルス対策に毎晩アルコールで喉や胃を消毒しているという方がおられました。

効果は・・・?

 

コロナウィルスパンデミックで本当に多くのことを経験し多くのことを学びました。

現在当院で実施している発熱外来は、発熱または上気道炎症状のある方は受診前に予め問診をし階下の別室で診察をする、発熱患者さんを一般の患者さんから完全に隔離するという方法です。

これはもちろん新型コロナ感染症を念頭に置いたものなのですが、どうして今までこのような方式をとらなかったのだろうと自問自答することがあります。

パンデミック前を思い出せば、特に冬の風邪の季節にはどこの医療機関も同じ待合室に糖尿病の方、喘息でステロイドホルモンを服用されている方、膠原病で免疫抑制剤を使用中の方や肺気腫の方が風邪やインフルエンザの方と一緒にお待ちでした。

新型コロナ肺炎を診療するようになって感染対策に配慮するようになった今から考えると、以前はなんと配慮のないことをしていたのかと痛感します。

単なる風邪でも肺気腫の方や免疫機能の抑制されている方は時として致死的になります。

いつかこの新型コロナウィルスパンデミックが終息しても、私は現在の発熱外来という診療方法を継続しようと思います。

新型コロナ肺炎が流行してから本当に多くの申請書を公的機関に提出しています。

クリニックで発熱患者さんを診察するのに申請が必要ですし、コロナの検査をするのに申請が必要です。

さらにワクチン接種やスタッフの慰労金に補助金の申請など数えきれないほどの申請書を記入提出しました。

その最後には大抵「反社会的勢力でないことの宣誓」をする書類があり、オンライン申請の場合には「はい」「いいえ」からどちらかを選ばなければなりません。

例えば

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」

という文章に

「はい」

と答えることになります。

ところで、私は2年ほど前から英会話を習っているのですが、英語と日本語では”YES”と”NO”が全く逆になることがあります。

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」は英語で ”I am not a member of antisocial forces” ですが

答えは

「はい、違います」で英語で ”No, I am not”

となります。

つまり日本語で「はい」、英語で “NO” です。

先日、大阪府感染症対策課から電話があり

「先生は反社会的勢力ですか?」

と聞かれました。

初めは何のことを仰っているのか分からなかったのですが、要するに

「わたしは反社会的勢力の一員ではありません」

という宣誓文に私は

「いいえ」

と答えていたそうです。

私の中途半端な英語力が日本語の邪魔をして大きな誤りを犯してしまったという訳です。

電話で

「私は決してその様な反社会的勢力と関わりもなく、極めて善良な市民で運転免許もゴールドです」

とお答えしたところ、電話の向こうで笑いながら

「了解しました、こちらで訂正しておきますね」

と仰って頂きほっとしました。

 

 

新型コロナ肺炎の流行、緊急事態宣言などまた当院では発熱外来を実施していることを考慮し情報提供員様の面会をご遠慮しておりました。

しかし、当院での新型コロナ肺炎ワクチン接種も10月末でいったん終了し、緊急事態宣言も解除されましたことから11月1日より再び情報提供員様の面会を再開させて頂きます。

時間は以前と同様に月・水・金曜日の15:30~17:00頃と火・木・土曜日の午前診終了後とさせて頂きます。

また説明会を実施して頂ける場合は予め

kamimoto.clinic@gmail.com

までご一報下さい。

何卒宜しくお願い致します。

新型コロナ肺炎についての情報は毎日のようにテレビやネットを中心に報じられ、また人づてに伝わる噂も多く真偽不明のもっともらしい情報が氾濫しています。

何が正しくて何が間違っていて何が分かっていないのか、ネットをうまく利用すると正確な情報を得ることができます。

間違った知識や情報で損をしたり人に被害を与えたりといったことを防ぐために、情報は正確なものを選ばなければいけないと考えています。

新型コロナウィルス感染症の正確な情報は日本感染症学会のサイトが上手くまとまっていて分かりやすいと思います。

https://www.kansensho.or.jp/modules/topics/index.php?content_id=31#ronbun

とんでもないデマに困っているのは海外でも同じようです。

CDC(疾病予防対策センター)ではいろんなデマの間違いを指摘しています。

https://www.who.int/emergencies/diseases/novel-coronavirus-2019/advice-for-public/myth-busters

英語ですが平易な文書で書かれていますので辞書を片手に読まれると役に立つと思います。

正しくない情報の拡散をパンデミックならぬインフォデミックと呼ぶんですね。

 

 

 

堺市保健所からの通達に伴い新たに新型コロナワクチン接種の予約を開始いたします。

妊婦の方とその同居の家族、パートナー   8月24日(火)

12歳以上の方              8月30日(月)

 

妊婦の方はできればかかりつけの産科での接種をお勧めいたしますが、当院での接種を希望される方は予め産科主治医より許可を頂くようお願い致します。

妊娠中・授乳中・妊娠を計画中のワクチン接種に関しては下記リンクを参考にしてください。

https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html

 

新型コロナ肺炎のためストレスの多い生活を余儀なくされている影響でしょうか、最近動悸を訴え受診される方が多いような気がします。

動悸の多くは何らかの不整脈が原因なのですが、不整脈のすべてが治療を必要とするわけではありません。

むしろ治療を要する不整脈はごく一部で大多数の不整脈は放置可能なものです。

現実に24時間心電図を解析して24時間で不整脈が1拍も無いという人を私は見たことがありません。

それほど不整脈は誰にでも起こるありふれたものです。

そしてその多くは精神的ストレス・不眠・喫煙・飲酒や過労などの生活環境に大きく影響を受けます。

動悸に対する不安感そのものが精神的ストレスとなりそのため不整脈が悪化するという悪循環はよく見受けられます。

とは言え急いで治療を要する不整脈が一部にあるのも事実で、今後高血圧の話と並行して不整脈についてもお話ししようと思います。

一般に危険な不整脈の特徴は動悸以外の症状があるものです。

特に注意が必要なものは血行動態の異常を疑う症状、例えば「頭から血の気が引くような感じがする」「足が浮腫む」「息切れがする」などの症状がある場合は注意が必要です。

一口に不整脈と言っても多くの種類があります。

このブログで少しづつ分かりやすく解説させて頂きます。