雑談 72 AIと歴史
歴史上の出来事についてAIに尋ねるとネット上の情報を一瞬のうちに検索し答えてくれます
しかもかなりの精度で複数の説を紹介してくれたりもします
次々に質問してもすべての質問に詳しく答えてくれますからまるで歴史学者と話をしているようです
歴史に「もし」は意味がないという方もいますが、私はもしを考えることこそ歴史を学ぶ醍醐味で自分だったらどうしただろうと考えることが歴史を未来に生かすことだと思います
歴史小説などは事実を脚色していますから正確な史実を知りたい場合にはAIはとても有用です
織田信長が武田勝頼に大勝した長篠の戦では「織田信長の3000丁の鉄砲の三段撃ち」が有名ですがこれは事実ではないようです
長篠の古戦場で地面を掘り起こし地中の鉄砲玉を回収し鉛の成分を分析しどこの鉛鉱山で採掘された鉛かを調べた歴史マニアがいます
多くは東南アジアの鉛鉱山由来で一部国内産でさらに一部は青銅や鉄だったそうです
最大の貿易港堺を掌握し武田領を経済封鎖していた織田方には豊富な鉛があり数十万発と言われる射撃をしたそうですが、一方武田群には十分な鉛がなく寺の鐘を溶かして青銅で鉄砲の玉を作ることまでした記録があります
もちろん青銅は鉛より重く遠くまで届かなかったでしょう
最強の野戦軍と言われる武田騎馬軍団に対して、三重の馬防柵を設置し十分な弾薬を準備しひたすら防御の陣形を敷いた織田信長は後日「武田軍が攻めてこなかったら自分にできることは何もなかった」と語っています
武田勝頼にあの無謀な突撃をさせたものは何だったのでしょうか?
この質問にはAIもお手上げの様です












