生粋の大阪人ですからたこ焼き・お好み焼きはお手のものです。
大阪人なら自宅でたこ焼きやお好み焼きを焼いたことのない人などいないでしょうし、大阪で「パーティ」と言えば当然「タコパ」です。
大阪人の定義は自宅にたこ焼きのプレートがあることだと思っています。
しかしその私からみて「円楽」さんのお好み焼きは別格的に旨いです。
マシュマロのようにふわふわで、一枚くらいペロリです。
お店はクリニックのすぐ近くです。

生粋の大阪人ですからたこ焼き・お好み焼きはお手のものです。
大阪人なら自宅でたこ焼きやお好み焼きを焼いたことのない人などいないでしょうし、大阪で「パーティ」と言えば当然「タコパ」です。
大阪人の定義は自宅にたこ焼きのプレートがあることだと思っています。
しかしその私からみて「円楽」さんのお好み焼きは別格的に旨いです。
マシュマロのようにふわふわで、一枚くらいペロリです。
お店はクリニックのすぐ近くです。

最近健康診断でブルガダ症候群が疑われる方が増えているように思います。
持参される診断結果には「ブルガダ症候群疑い」としか記載がないので、なぜ増えているのか不明ですが疾患としての認知度がましているのでしょうか?
ブルガダ症候群にはコブド型とサドルバック型があり厳密には前者をブルガダ症候群と定義します。
急に出現する致死的不整脈心室細動を引き起こす遺伝子疾患で突然死の原因になる恐ろしい病気です。
サドルバック型の場合にはブルガダ症候群という診断にはなりませんが、念のため心電図の電極を変えて記録したりある種の抗不整脈薬を内服後の心電図を記録する場合もあります。
突然死の家族歴、原因不明の意識消失発作の既往歴があるなどの場合には要注意です。

先日、日本人の起源に関する本を読みました。
著者によると日本人は
・氷河期に陸続きだったシベリアなどの北方から渡ってきた北方民族
・大陸から朝鮮半島を渡ってやってきた大陸民族
・黒潮の流れに乗って流れ着いた南方民族
の三つの民族が入り交じり今日の日本人を形成しているそうです。
話は変わりますが、理屈抜きにほっとさせてくれる、癒してくれるものってありますよね。
例えば美味しい出汁を飲んだ時には単に旨い不味いを超えた、心を穏やかにさせてくれるものってあると思います。
私は昆布だしを飲んだ時にほっと溜息が出て心が穏やかになります。
かつおだしやそのほかの出汁ではそうはいきませんし、欧風のフォンなどでもそんな効果はありません。
これは自分の遺伝子の中に組み込まれた昆布だしに対する記憶が残っているからではないのかと思います。
他に、薪がパチパチと燃える音や炎を見ていると何時間でもそのまま過ごせるような安心感があります。
以前、俳優の渡哲也さんが休日には一人で薪をしてその炎を眺めて一日を過ごすとお聞きしたことがあります。
あるいはプロレスラーのジャイアント馬場さんは休暇にはハワイの別荘で海岸で一日波だけを眺めて過ごしたそうです。
薪の炎や海岸の波あるいは小川のせせらぎの音は人間の心を癒す効果があるように思いますが、私は特に薪の音と炎に安心感を感じます。
そう考えると昆布だしと薪に癒しを感じる私には北方民族の遺伝子が多く残っているのかなと考えたりもします。
そういえば回転ずしに行くとサンマやイワシにまず手が伸びて、ししゃもやホッケも大好きです。
自分を癒してくれるものは何かを考えながら自分のルーツを探るのも楽しい暇つぶしですね。
そんなことを考えていると一つどうしても理解できないことがあります。
仕事柄多くの方の心音を聴診しますが、大動脈弁狭窄症の方の心雑音を聴くとそのまま何時間でも聴いていられるような癒される気持ちになります。
これがなぜかずっと考えているのですがどうしても説明がつきません。
不思議です。

洞不全症候群、房室ブロックや心房細動などで徐脈になりそれに伴う症状、例えばめまい・失神・眼前暗黒感や倦怠感がある場合はペースメーカを植え込む手術が推奨されます。
マッチ箱程度の小さな機械を左胸皮下に留置し、その機械から心室あるいは心房に置いた電極に電流を流し心臓を刺激・収縮させる治療法です。
手術手技自体は難しいものではなく、傷も小さなものですがバッテリーの寿命があり定期的に本体を交換する必要があります。
最近では心室に留置するリードレスペースメーカもあります。
この機械を留置した方は電磁波の干渉すなはち携帯電話や電子レンジなどの機器に注意が必要です。
ちなみに正確な医学用語は『ペースメーカー』ではなく『ペースメーカ』です。

脳梗塞や冠動脈疾患あるいは心房細動のため抗血小板薬や抗凝固薬を内服される方が増えています。
これらの薬剤は血管が閉塞するのを予防するのですが主な副作用は出血、特に脳出血です。
高血圧は抗血小板薬や抗凝固薬内服中の方が脳出血を発症する危険因子であることが分かっていますので、これらの薬を内服中の方は特に血圧の治療が重要です。
大規模臨床研究ではこれらの薬を内服中の場合、血圧を8.9/4.0低下させると頭蓋内出血の発症が46%減少しています。
現在のガイドラインでは抗血小板薬や抗凝固薬を内服中の場合には血圧を130/80未満にコントロールすることが推奨されています。

血圧の受診間変動とは、外来受診時に診察室で記録する血圧の変動のことで、受診間変動が多いいというのは受診するたびに血圧が大きく違うことを意味します。
例えば前回の受診時に診察室で測定した収縮期血圧が120であり、次回の時が140であった場合には受診間変動は20ということになります。
若年期の受診間変動は中年期の海馬容積(アルツハイマー病は海馬の萎縮です)に関連しますし、高齢者の受診間変動は認知症発症の予測因子であることが分かっています。
降圧剤の中でもカルシウム拮抗薬とアンジオテンシン受容体拮抗薬の2種がこの受診間変動を小さくするという報告があります。

クリニックにご縁のある方のご家族がケーキ屋さんをオープンされました。
深井駅近くのエッフェルと言うお店です。
オーダー専門のケーキ屋さんで見た目もきれいな楽しいケーキです。
味は甘さがとても上品なのどの乾かないようなさわやかな美味しさでした。
スムージーも販売されておられ黒ゴマのスムージーはここでしか味わえない絶対リピートする美味しさです。
https://tabelog.com/osaka/A2705/A270501/27128427/

ご家庭で血圧測定を続けておられる人はお気づきかもしれませんが一般に冬には血圧は上昇します。
もちろん気温が低下し血管が収縮することも要因の一つと推定されていますが、気温の低下する時期と血圧が上昇する時期は必ずしも一致しません。
一年で最も血圧が上昇するのは最も気温が低くなる時期の2~3週間前です。
単純な気温の変化以外にも日照時間や活動性、ホルモンの年周期との関連も推定されています。
高変動群(冬場の血圧上昇が大きい人)や逆転群(冬場にむしろ血圧が低下する人)では脳心血管疾患の発症が多く、季節変動を先取りした血圧の調節が有用であると考えられます。

高血圧患者では脳卒中や心臓病・腎臓病の発症が多いのはご存じの通りですが、自覚症状としては現れていなくても検査をすることによって既に高血圧性の臓器障害があることがわかる場合があります。
①脳:高血圧は脳卒中のリスク因子であるばかりでなく、認知症・うつ病のリスクにもなります。
これらはいずれも発症してしまってからでは回復が困難な場合が多く、頭部MRIや眼底検査で早期の臓器障害を検出することが可能です
②心臓:高血圧による心臓への負荷や心筋虚血には心電図・心臓超音波検査が有用です。
③腎臓:高血圧による腎臓への障害を調べるにはまず検尿をします。
④血管:動脈の硬化性病変には頸動脈や下肢動脈の超音波検査が有用です。
もしこれらの検査で臓器障害が検出された場合には速やかな高血圧の治療が必要です。

私が小学生の頃は金曜日の夜8時には家族全員でテレビの前でプロレスを観戦するというのが日本のありふれた光景だったように思います。
今では他の格闘技に押されテレビ放映も見かけなくなりましたが、あれほど国民を熱狂させたイベントも少なかったのではないでしょうか?
プロレスラーは鍛えた自分の肉体で相手の技を受け、相手を光らせるのが仕事です。
他の格闘技のように相手のパンチやキックを避けていたら試合にならない、そんなスポーツです。
『相手に花を持たせてなんぼ』は分かる人には分かるけど、分からない人には分からないでしょうね。
以前ある雑誌のインタビューで前田日明さんが
『私も長州力も藤波辰爾さんの作品です』
と語るのを聞きました。
この言葉にグッとくるのはきっと良い人です。






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