心臓病の話 4 狭心症とスタチン剤
心筋に血液を送る冠動脈が閉塞する急性冠症候群の予防効果が最も明らかなのはコレステロールを低下させるスタチン剤です
よく用いられるのはクレストール(ロスバスタチン)、リピトール(アトルバスタチン)です
コレステロールの高い人がスタチン剤を内服しコレステロール値を下げると狭心症の死亡率は20~30%低下します
コレステロールの高くない人が内服しさらに低下させても死亡率は低下します
血中LDLコレステロールが70を超えると冠動脈のプラーク(コレステロールの塊)は増大し、70未満であるとプラークは退縮します
下げすぎても何の問題もないことはわかっており、狭心症の患者さんにスタチン剤を処方しないのは倫理的に問題があるとまで言われます
ただ脂質異常症は症状がなく内服のモチベーションが湧きにくいのが事実ですね
ちなみにコレステロールは体内では分解できませんが結核菌は分解ができ、癌細胞は利用できます
ですので結核患者とがん患者さんは血清コレステロールが下がります
もうじき移転して初めての春です
新しいつつじはきれいに咲いてくれるのでしょうか?






