エントリー - 神元章雄

不整脈の話 8 心房細動 1

治療を要する不整脈のうち最も頻繁に出会うのがこの心房細動だと思います。 そして最近ますますこの心房細動に出会う頻度が増えているような気がします。 心臓には心室と心房がありますがそのうちの心房の筋肉が細かく震えてしまい全体 […]

高血圧の話 26 腎交感神経デナベーション

高血圧をカテーテル手術で治すという試みをご存じの方は少ないと思います。 太腿の血管から腎臓の動脈までカテーテルを挿入し高周波で血管の神経を破壊し血圧を低下させるという治療を「腎交感神経デナベーション」と言い2009年から […]

高血圧の話 25 早朝高血圧

診察室血圧が140/90未満でも家庭での早朝の血圧が135/85を超える場合は早朝高血圧と呼び、脳卒中や心臓病あるいは腎臓病のリスクとなります。 現実に診察室で診断された高血圧より臓器障害が進行している場合が多く、十分な […]

雑談 19 抗原検査

最近は抗原検査キットが市販され自身で検査が手軽にできるようになりました。 しかしこの抗原検査はその特徴と有用性さらに限界を知って使わないと間違った判断をすることがあります。 抗原検査キットには臨床用(診断用)と明記されて […]

高血圧の話 24 血圧計の選択

私が研修医の頃は血圧計といえば水銀計のことでしたが、現在は環境への配慮から電子血圧計に置き換わってしまいました。 水銀計の血圧は目盛りの関係から必ず偶数で130/82といった具合でしたから、例えば131/77といった奇数 […]

雑談 18 読書

私は本を読むことが好きです。 ドキュメンタリー・歴史・政治や経済などいろんなジャンルの本を読みます。 主にブックオフの古本をたくさん買って次に読もうと置いてある本は数え切れません。 昨年読んだ中で最も印象深いのは『21L […]

高血圧の話 24 家庭血圧と診察室血圧

冬になり気温が低下すると血圧は上昇傾向にあるようです。 この季節は特に家庭血圧と診察室血圧に乖離がみられる方が多いように感じます。 例えば診察では145/90であるのに家庭では130/80であるといった具合にです。 診察 […]

不整脈の話 7 ブルガダ症候群

ぽっくり病という病名をお聞きになったことはあるでしょうか? ぽっくり病は睡眠中に急に心臓が止まってしまい突然死する病気で欧米でも “Pokkuri disease” として一時話題になりました。 […]

雑談 17 カテキン

当院に設置しております新型コロナウィルスを検出するリアルタイムRT-PCRは島津製作所製 Auto Amp と言い、一度に4検体が測定できますが結果判明に130分程度かかります。 主に唾液を用いて(鼻咽頭粘膜も可能)検査 […]