雑談 47 聴診器
私が奈良県立医科大学で医学を学んだ昭和56年~62年はまだ内科診断学全盛の時代でした。 内科診断学とは視診・触診・聴診などの身体所見から病状・診断を探ろうとする、当時は医師の基本技術と考えられていたものです。 心臓の聴診 […]
This author has not written his bio yet.
But we are proud to say that 神元章雄 contributed 211 entries already.
この3月に改訂された日本循環器学会2024年版不整脈治療ガイドラインでは心房細動による脳梗塞発症において、低体重(BMI18.5未満)が危険因子として認定されています。 低体重心房細動患者では、全死亡と心血管死の発生率が […]
3月8日~10日の間、神戸で第88回日本循環器学会総会が行われました。 そのタイミングの合わせて日本循環器学会の不整脈ガイドラインも改訂されました。 いくつかの大きな改訂点があるのですが今回はそのうちの一つ心房細動におけ […]
4月からはCOVID19に対する政策が変わります。 発熱外来を実施していない全ての医療機関で、ほかの患者から隔離することなく対応することが可能となります。 現実に医療機関によってはほかの患者さんと同じ待合室で発熱患者さん […]
左室駆出分画が低下しているか否かに関わらず、心不全急性期から一定の運動をして心臓に負荷をかけることが再入院率や死亡率を低下させることが証明されています。 入院中も退院してからも計画的に運動を実施することで、例えば左室駆出 […]
心不全の治療には大きく分けて二つの目標があります。 一つは現在の意症状を和らげることです。 心不全には動悸・呼吸困難感や咳・倦怠感など多彩で辛い症状があります。 そういった苦痛を取り除く短期的な治療目標と、長期的な生命予 […]
最近成人のRSウィルス感染を啓蒙するテレビCMが流れていますね。 RSウィルス感染というと小児疾患の印象がありますが、成人にも感染します。 体力のある大人でしたら単なる感冒といった印象しかないのですが60歳以上の方が感染 […]
診察室で測定した血圧は高くないにも関わらず自宅などで測定した場合に高血圧の基準を満たす場合には仮面高血圧と言い、 早朝高血圧 昼間高血圧 夜間高血圧 があります。 高血圧の基準は診察室では140/90ですが、自宅で測定す […]
仮面高血圧には昼間高血圧も含まれます。 身体活動の多い時間帯で、職場や家庭での精神的ストレスや身体的ストレスが原因でストレス下高血圧とも呼ばれます。 特に肥満の方に多く生活習慣の改善や適性体重の維持が必要です。 これも他 […]
仮面高血圧とは診察室では高血圧ではなくても、それ以外の状況では高血圧を呈する場合を指し ①早朝高血圧 ②昼間高血圧 ③夜間高血圧 があります。 早朝高血圧の原因として 飲酒・喫煙 寒冷 血管の硬化 短時間作用型の降圧剤の […]





〒599-8233
大阪府堺市中区大野芝町180 神工ビル2F
Tel.072-235-7711
Fax. 072-235-4611
※セールス・勧誘・人材派遣などのFAXは、ご遠慮願います。
・内科・循環器内科
