高血圧の話 66 内分泌性高血圧
高血圧のすべてが本態性高血圧ではありません
本態性高血圧と診断されたら降圧剤の選択に入るのですが、2次性高血圧であればまず原疾患の治療に取り掛からなければいけません
2次性高血圧の一つである内分泌性高血圧には
・原発性アルドステロン症
・クッシング症候群
・褐色細胞腫
・先端巨大症
・甲状腺機能亢進症
・副甲状腺機能低下症
等があります
特に原発性アルドステロン症は頻度が多く全高血圧の10%前後と決して珍しい病気ではありません
アルドステロンの直接血管障害作用は強く、単なる高血圧よりも脳血管疾患や冠動脈疾患が多く降圧には抗アルドステロン薬を用い、場合によっては手術が必要です
クッシング症候群や先端巨大症は特有の風貌から診断は難しくはありません
褐色細胞腫は頻脈や顔面紅潮など特有の症状があり一部悪性腫瘍の場合もあります