4月20日から高齢者向け新型コロナワクチン券の発送が開始しました。
https://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/kansensho/kansensho/corona/wakuchin/yoyaku_houhou.html
当院での接種予約は
75歳以上の方は5月10日~
65歳以上74歳以下の方は5月17日~
開始します。
予約の方法につきましては現在検討中で決まり次第当サイトでお知らせいたします。
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75歳以上の方は5月10日~
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中枢性交感神経抑制薬は、降圧作用がすぐに実感できるほど顕著で副作用も少ない降圧剤が多数発売されている今日では出番の少なくなった薬剤です。
薬剤としてはメチルドパ・クロニジン・グアナベンズがあります。
メチルドパは妊娠中にも安全に投与できるので主に妊娠中の高血圧に対して処方されます。
クロニジン・グアナベンズはα遮断薬と同様早朝高血圧に効果的とされていますが、倦怠感や立ちくらみなどの副作用が見られることがあり最近はあまり処方されなくなりました。
交感神経にはα(アルファ)受容体とβ(ベータ)受容体がありその両方ともが降圧剤として臨床応用されています。
α遮断薬は主に血管平滑筋の収縮を抑え、すなはち血管を拡張させ血圧を下げます。
ですのでどうしても立ちくらみといった起立性低血圧の副作用が散見されます。
一過性の副作用で大事に至ることは殆どありませんが、服薬開始時には注意が必要です。
他に降圧効果の強い製品が多く市販されていますので出番は少なくなってきていますが、前立腺肥大による排尿障害を抑制しますので前立腺肥大を併発されている方にはうってつけの薬です。
その他に早朝高血圧の方にも好んで投与されます
。
私は金の聴診器を持っています。
どうやってこの金の聴診器を手に入れたかお聞きください。
私が奈良県立医大第一内科に在籍していたもう30年以上前の話です。
当時、附属病院と研究棟は別棟でその間は数十メートル離れていました。
その間を歩いて移動するのですが、途中に小さな池がありました。
ある日その池のほとりを歩いていた時のことです。
不注意にも白衣のポケットに入れていた聴診器を池に落としてしまったのです。
「しまった」と思いながら池の中を覗き込んでいましたら、池の中から白いドレスに身を包んだ女神の様な女性が現れました。
その女性は私に
「あなたの落とした聴診器はこの鉄の聴診器?この銀の聴診器?あるいはこの金の聴診器?」
と尋ねました。
「私が落としたのはアルミの聴診器です」
と答えますと、その女性は一瞬ムッとした面倒くさそうな表情になりましたが、すぐに気を取り直して
「あなたは正直なドクターです。ご褒美にこの金の聴診器を差し上げましょう」
とこの金の聴診器をくれました。
世の中には不思議なことがあるものです。
(2021年4月1日)
ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬も利尿剤の一種なのですが、他の利尿剤とは働きが違うので別に語られることが多い薬です。
ミネラルコルチコイドはアルドステロンのことで原発性アルドステロン症治療に大して用いられます。
アルドステロンは単に血圧を上げる以外に多くの臓器を直接傷害し、本態性高血圧に比して極めて予後が悪いことから別に扱われ、用いる降圧薬も異なります。
一般に処方されるミネラルコルチコイド受容体拮抗薬にはスピロノラクトン(アルダクトン)やエプレレノン(セララ)があります。
利尿剤なので尿量が増え心臓の負担が減少しますから心不全治療にも用いられます。
代表的な副作用は高カリウム血症ですので腎不全の方には要注意です。
他に、乳房が大きくなり男性でも女性のような乳房になることがあります。
アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害薬)はアンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)と作用機序が類似しており効果の面でも似通っている薬なのでひとくくりに論じられることも多いと思います。
ARB同様に腎機能の保護作用がありまた狭心症などの冠動脈疾患の発症リスクも軽減しますし、糖尿病患者の死亡リスクも低下させることが証明されていますから特に腎症を合併した糖尿病患者さんでは多用されます。
空咳という特有の副作用がありますが、一般には認知されていないせいか患者さん自身がこの咳を降圧薬の副作用とは自覚しないケースも珍しくありません。
降圧効果はARB同様と言われていますが、実臨床ではARBより劣る印象があります。
実は空咳の副作用はアジア人に多く、日本での投与量が欧米に比して低く設定されているからだと思います。
ですので一般にはARBの方が多用されているようです。
ところで、この満月の写真は私の英会話の先生 Mike Hoyer さんがバンクーバーから送って下さったものでカナダでは warm moon と呼ばれるそうです。
この満月をきっかけに徐々に暖かくなり春を実感するそうです。
日本では春は梅や桜といった植物で感じることが多いと思いますが、緯度の高いカナダでは冬は昼間の時間が極端に短くなるので空を見て季節を感じるのでしょうね。
利尿薬はナトリウムを排泄し尿量を増やし体液量を減らすことにより血圧を下げます。
ですから塩分過剰の方、浮腫(むくみ)のある方、慢性腎臓病の方や糖尿病の方に適しています。
利尿薬は既に多くの臨床研究から多くのエビデンスが導き出されており、心臓や腎臓の合併症を予防する効果があります。
特に高齢者で糖尿病を合併した高血圧に適しており心不全の治療効果も期待できます。
一方副作用としてやはり頻尿や脱水がありますが、その他にも尿酸値や血糖の上昇また電解質の異常も見られることがあり注意が必要です。
夏場、汗の多い時期には特に脱水に注意してください。
最近糖尿病の治療薬としてSGLT2阻害薬が処方されますが、この薬にも利尿作用があり降圧効果があることも分かっています。
SGLT2阻害薬は利尿薬には分類されませんが降圧効果や心不全治療薬としても活用されており、また体重を減らす効果もありますので糖尿病以外の方への処方がされるようになってきました。
コロナウィルスパンデミックの影響で多くの学会は会場とオンラインのハイブリッド方式になりました。
専門医などの資格を維持するために学会参加が必要なのですが、従来は実際の会場に行くしか方法がなく、土曜日の診察終了後飛行機で羽田に向かいそのまま東京あるいは横浜で宿泊し、日曜日の朝から学会場で発表や講演を聴講し夕方の飛行機で大阪に戻るといった強行軍が当たり前でした。
しかし昨年はオンラインで聴講し、それで専門医が更新できたので本当に楽でした。
また、地方で製薬会社主導で行われる研究会は多くが中止になっています。
多くの先生は今後もオンライン形式を歓迎しています。
しかし一方それを残念に思う声もあります。
大きな学会特に全国規模の学会や国際学会は勤務医時代は一種のお祭りでした。
学会そのものもさることながら、普段は縁遠い地域や国を訪れついでに観光や地域のグルメを楽しむことが日頃の研究活動に対するささやかなご褒美と考える向きもあったと思います。
大学院の頃は学会は発表の場でした。
実験や準備にかなりの時間を割いて医局での予行演習では上司の厳しいご指導を頂き、それが終われば学会は終わったも同然であとは旅行気分でした。
ビル・ゲイツが指摘したようにこれからは学会などの出張の過半数はなくなるのでしょうね。
降圧薬のうちβ遮断薬は交感神経の働きを遮断し、心拍数を減少させ心臓の収縮力を低下させるなどの作用がありますので交感神経活性の高い若年者や頻脈傾向の方あるいは大動脈解離の方に積極的に処方されます。
心収縮力抑制作用がありますが、上手く使えば心不全の長期予後を改善しますので心不全治療には欠かせない薬です。また頻脈性不整脈を抑える効果もあり抗不整脈薬としても使用される一方、一部の不整脈を悪化させます。
気管支喘息や肺気腫、徐脈性不整脈、冠攣縮性狭心症、レイノー症状や閉塞性動脈硬化症には禁忌である一方β遮断薬にしかないメリットもあり、言わばもろ刃の剣といった印象がありますので循環器専門医以外の先生からはあまり処方されないようです。
ARBと略されるこの降圧薬の正式な名前はアンジオテンシンⅡタイプ1受容体拮抗薬です。
降圧作用が強力で多くの臓器保護作用が証明されていますが副作用は少なくカルシウム拮抗薬に次いで処方されています。
腎臓・心臓・脳の臓器障害のある場合や糖尿病を合併した例で汎用されます。
特に腎臓の機能が悪化するのを防ぐ効果もあるのですが、使い方を間違うと逆効果になります。
カンデサルタン(ブロプレス)・ロサルタン(ニューロタン)・バルサルタン(ディオバン)・テルミサルタン(ミカルディス)が代表的な処方薬です。
副作用が少なく他の降圧薬、特に利尿薬と併用されることが多いのもこの薬の特徴です。
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