心臓病の話 8 心アミロイドーシス
アントニオ猪木が罹患したアミロイドーシスは近年診断・治療ともに大きな進歩を遂げた疾患です
以前は極めてまれな疾患で診断には心臓カテーテルで心筋の生検をして病理検査をすることが必須でしたが、現在では意外なことに骨シンチグラフィーで診断ができます
心アミロイドーシスは高齢者の心臓拡張機能障害や心肥大の方の一部に認められます
心臓以外にもアミロイドが沈着しますので、合併症には手根管症候群や脊柱管狭窄症があります
当院で実施しています心エコーのスペックルトラッキング法では左心室の心尖部だけが収縮能が保たれるというアミロイドーシス特有の現象を検出することが可能です
心臓カテーテル検査を必要としない診断方法が確立され、以前にはなかった治療方法も開発されています
タファミジス・パチシラン・ダラツムマブなど有効性の確認された治療薬も利用が可能です






