高血圧の話 81 原発性アルドステロン症の頻度
原発性アルドステロン症とは副腎から昇圧物質であるアルドステロンが無秩序に分泌されて高血圧を呈する病気です
以前は比較的稀な疾患と考えられていましたが最近の統計では
・全高血圧患者の5~10パーセント
・降圧薬を複数内服しても下がりにくい難治性高血圧の15~20パーセント
・若年性高血圧ではさらに高頻度
が原発性アルドステロン症であると言われています
アルドステロンの臓器障害作用は強く、同じ高血圧でも原発性アルドステロン症は本態性高血圧症に比べて
脳卒中の発生率が4.2倍
心筋梗塞の発生率が6.5倍
高いことが分かっています
特に若年性の脳卒中が多いので注意が必要です
副腎腫瘍が原因のことが多いのですが悪性であることは稀で基本的には内服薬治療が採用されます
ただし本態性高血圧とは用いる薬剤に違いがあるので注意が必要です












