エントリー - 神元章雄

不整脈の話 5 CAST

心筋梗塞の既往がある方では心室期外収縮や非持続性心室頻拍という不整脈がみられ、時として死につながることが分かっています。 私が医師になった1987年にはこういうケースでは抗不整脈薬が処方され、投与後に24時間心電図などで […]

雑談 14 宣誓

新型コロナ肺炎が流行してから本当に多くの申請書を公的機関に提出しています。 クリニックで発熱患者さんを診察するのに申請が必要ですし、コロナの検査をするのに申請が必要です。 さらにワクチン接種やスタッフの慰労金に補助金の申 […]

不整脈の話 4 アップルウォッチ

動悸を自覚して受診される場合、その原因を特定するのは容易でない場合があります。 動悸を自覚している、まさにその時の心電図を見ることができれば診断はすぐに確定します。 しかしながら、この動悸を自覚している時の心電図を記録す […]

高血圧の話 22 白衣高血圧

診察室で測定すると高血圧なのに家庭で測定すると正常という、白衣高血圧の場合にはどうするべきなのでしょうか? 事実として ①白衣高血圧の方は高血圧でない方と比較して、脳卒中・心疾患・死亡のリスクに有意な差はない ②白衣高血 […]

不整脈の話 3 脚ブロック

健康診断の心電図で指摘される機会が多いのが脚ブロックです。 全身に血液を送り出すポンプである心臓は電気で動いており、右心房の一番上部にある洞結節で発生する電気は右脚・左脚を通ってそれぞれ右心室・左心室に伝わります。 そし […]

雑談 13 新型コロナ肺炎に関する情報

新型コロナ肺炎についての情報は毎日のようにテレビやネットを中心に報じられ、また人づてに伝わる噂も多く真偽不明のもっともらしい情報が氾濫しています。 何が正しくて何が間違っていて何が分かっていないのか、ネットをうまく利用す […]

不整脈の話 2 期外収縮

期外収縮という不整脈には上室性と心室性の2種類があります。 いずれも「ドキン」という強い動機を自覚することがあります。 交感神経の刺激により誘発されることがあり、急に驚いた際に「ドキン」とするのは期外収縮かもしれません。 […]

不整脈の話 1 ストレスと不整脈

新型コロナ肺炎のためストレスの多い生活を余儀なくされている影響でしょうか、最近動悸を訴え受診される方が多いような気がします。 動悸の多くは何らかの不整脈が原因なのですが、不整脈のすべてが治療を必要とするわけではありません […]

雑談 11 デルタ株

コロナウィルス感染者が急増しておりデルタ株がその原因と言われています。 デルタ株については「水痘(水ぼうそう)並みの感染力」と表現したCDC(米国疾病予防管理センター)の内部資料が公開されたことから一部では水痘と同じよう […]

高血圧の話 21 塩分摂取量と高血圧

ある人たちの集団を追跡調査し、二つの事象の関連を調べることを観察研究と言います。 例えばある地域の住民を「塩分摂取量」と「脳卒中発生率」に関して年余にわたり追跡調査し、 「塩分摂取量の多い人ほど脳卒中発生率が高かった」と […]